Windows 10 Anniversary Updateの配信が開始されていますね。
Windows 10 Anniversary UpdateはWindows Updateからアップデートすることが可能ですが、ダウンロードファイルのサイズが大きいため、ディスク空き容量が20GB必要になります。
しかもダウンロードの時間も含めるとアップデートにかなりの時間が必要になるため、なかなか時間を作るのも難しいのではないでしょうか。
そこで、今回は、Windows 10 Anniversary Updateのインストールメディアを作成して、メディアからアップデートする方法をご紹介します。
この方法であれば、予めダウンロードを先にして、メディアだけを作成することができますので、実際のアップデート作業は別の日にすることができダウンロードとアップデート作業を分離することができます。
さらに、アップデートするPCが複数台ある場合は、このインストールメディアを使いまわすことができるので、ダウンロードが1回だけで済み時間を短縮することも可能です。
Windows 10 Anniversary Updateのインストールメディアを使ったアップデート方法
Windows 10 Anniversary Updateのディスクイメージのダウンロード
- 「MicrosoftのWindows 10のダウンロードページ」へアクセスします。
- 「ツールを今すぐダウンロード」をクリックしてメディア作成ツールのファイルを保存します。
- ダウンロードした「MediaCreationTool.exe」を実行します。
- 「ライセンス条項」に同意します。
- 他の PC 用にインストール メディアを作る」を選んで「次へ」をクリックします。
- 言語、エディション、アーキテクチャを選んで「次へ」をクリックします。
- メディアの選択画面で作成するメディアに合わせて「USBフラッシュドライブ」か「ISO ファイル」を選択して「次へ」をクリックします。
- 保存先を指定します。
- ダウンロードが完了したら、DVDやUSBメモリなどに書き込みして、インストールメディアを作成します。
Windows 10 Anniversary Updateのアップデート
- 作成したインストールメディアから「Setup.exe」を実行します。
- いくつか確認事項が表示されますので「次へ」をクリックして進めます。
- アップデートが実行され、何度か再起動されます。
- 完了するとログイン画面が表示されます。
以上で、インストールメディアからのアップデートが完了です。
Windows Updateからインストールするより、作業時間はかなり短縮されるはずです。
また、この方法でインストールすれば、ハードディスクの空き容量が少なくてアップデートできないPCもアップデートできる可能性がありますので、アップデートの時間がかかりすぎるのは辛いというかたや、空き容量の問題でエラーが出る方、アップデートする対象のPCが多い方などはこちらの方法を試していただければ、スムーズにアップデートを完了することができると思います。
また、Windows10のWindows Updateは自動でファイルのダウンロード等をバックグラウンドで実行していますので、通信容量に制限があるモバイルデータなどを使ってインターネットに接続しているノートPCなどお使いの方は、すぐに速度制限がかかってしまうダウンロードサイズですので、自動ダウンロードが実行される前に早めにWindows 10 Anniversary Updateにアップデートすることをおすすめいたします。