無償のWindows10のアップグレードを単純にWindows Updateから適用すると、アプリ等々がエラーを起こして予期しない問題が発生する場合があります。
Windows10は、Windows8などと比べるとかなりよくできているOSだと思いますので、その機能を最大限発揮させてあげるためには、クリーンインストールするのがベストな方法ではないでしょうか。
私も、Windows7のPCをWindows10にクリーンインストールしなおしましたが、OSの使うSSDの容量も、Windows7の時は、30GB近く使っていたのが、Windows10にしたら10GB弱になりました。
システムの起動も、はっきりわかるほど早くなっています。
確かにWindows7に使い慣れた方には、操作性で少し違和感があるかもしれませんが、Windows8と比べれば、大した差ではありません。
WindowsXPからWindows7に切り替わるときにWindows7のUIの使いにくいと評判が悪かったのと同じです。要は慣れだと思います。その慣れとOS自体の動作の早さを比べれば、断然Windows10に早く変えて操作に慣れるのが絶対にお得だと思います。
お使いのアプリがWindows10に対応していることが前提ですが、この無償アップデートの期間にアップグレードしてしまうことをおすすめいたします。
そこで、無償アップグレードで、Windows10をクリーンインストールする方法をご紹介したいと思います。

現在のシステムのバックアップ

Windowsに標準で搭載されているシステムイメージ作成機能を利用してバックアップを作成します。

  1. 「スタート」→「コントロールパネル」の順にクリックします。
  2. 「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」から「バックアップの作成」をクリックします。
  3. 画面左側の「システムイメージの作成」をクリックします。
  4. 作成したイメージの保存先をクリックして、「次へ」をクリックします。
  5. 「バックアップの開始」をクリックします。
  6. 「システム修復ディスクを作成しますか?…」というメッセージが表示された場合は、「はい」をクリックします。
  7. 「システム修復ディスクの作成」が表示されますので、空のディスクをパソコンに挿入し「ディスクの作成」をクリックします。
  8. 「システム修復ディスクを使用…」というメッセージが表示されたら、「閉じる」をクリックします。
  9. 「システム修復ディスクが完成しました」と表示されたら、「OK」をクリックします。

以上でシステムのバックアップは完了です。
このバックアップ方法は、もしアップグレードが失敗した場合に、前の状態に復元するためのバックアップですので、ここから一部のデータとかを復元するといったことはできないので、アップグレード後に使いたいデータ等は、別にコピーしてバックアップしておくといいと思います。

Windows10のインストールディスクの作成

通常のアップグレードは、Windows Updateからダウンロードしてインストールされますが、これではクリーンインストールはできないので、インストール用のディスク(またはUSB)を作成します。

  1. マイクロソフトの Windows 10 ダウンロードサイトに行き、自分のシステムにあった方をクリックしてダウンロードして実行します。
  2. Windows 10 セットアップの画面が起動したら「他の PC 用にインストール メディアを作る」を選択して次へをクリックします。
  3. 言語、エディッション、アーキテクチャを選択して次へをクリックします。
  4. ISO ファイル選んで次へをクリックします。
  5. 保存場所を選択して次へをクリックします。
  6. ダウンロード完了したら、DVD に書き込みます。

以上で、インストールディスクの作成は完了です。

プロダクトキーの準備

クリーンインストールでは、プロダクトキーが自動では引き継がれないので、下記の手順で、プロダクトキーファイルを抜き出しておきます。Windows10インストール後に必ず必要になるので忘れずにおこなってください。

  1. エキスプローラーメニューバーから「ツール」→「フォルダーオプション」をクリックします。
    (メニューバーが表示されていない時はAlt キーを押して表示させます)
  2. 「表示」タブに移動し「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外して「OK」をクリックします。
  3. Windows10のインストールディスクを開きます。
    ※ 実行するのではなく、エクスプローラーでディスクの中を開いてください。
  4. 「sources」フォルダーを開き、「gatherosstate.exe」をデスクトップにコピーします。
  5. コピーした「gatherosstate.exe」をダブルクリックして実行します。
  6. デスクトップに「GenuineTicket.xml」というファイルが出来ますので、USBメモリなどの外部記憶媒体にコピーしておきます。

※ このファイルをインストール後にコピーして使いますので、消えない場所に必ずコピーしてください。

Windows10のインストール

ここから、いよいよWindows10のインストールになります。以前のデータは消えてしまいますので、コピー忘れがないかしっかり確認した上で、実行してください。

  1. 先ほど作ったWindows10のインストールディスクから起動します。
  2. プロダクトキーの入力画面では、「スキップ」をクリックします。
  3. インストールの種類では、カスタムを選択を選択します。
  4. Windows のインストール場所の選択では、もともとの Windows が入っていたパーティションを選択して「フォーマット」をクリックします。
  5. ォーマットが完了したら、「次へ」をクリックします。
  6. パソコンは自動的に再起動され、プロダクトキーの入力画面が出ますが、「後で」をクリックします。
  7. Windows10の初期設定画面が表示されたら「設定のカスタマイズ」をクリックします。
  8. それぞれの項目を選択して設定していきます。

無事インストールが完了するとWindows10のデスクトップ画面が表示されます。

プロダクトキーの登録

以前のWindowsから抜き出しておいたプロダクトキーをWindows10に設定します。

  1. エクスプローラーの「表示」タブの「ファイル拡張子の表示」と「隠しファイルの表示」にチェックを入れます。
  2. クリーンインストール前に作った「GenuineTicket.xml」をC ドライブの中の「ProgramData」→「Microsoft」→「Windows」→「ClipSVC」→「GenuineTicket」にコピーします。
  3. パソコンを再起動します。
  4. エクスプローラーを起動して「PC」の上で右クリック、「プロパティ」をクリックして、ライセンス認証がされているかを確認します。
  5. 「Windows をライセンス認証するために、インターネットに接続してください。」という表示になっていたら、下記を実行します。「Windows はライセンス認証されています。」と表示されていればここで完了になります。
  6. スタートボタンの上で右クリック→「コマンドプロンプト(管理者)」をクリックします。
  7. コマンドプロンプトには、「slmgr.vbs -ato」と入力してエンターキーを押します。
  8. 再度ライセンス認証状況を確認して、「Windows はライセンス認証されています。」という表示になっていれば完了です。

以上でライセンス認証は完了になります。

Windows10のチューニング

Windows10の「自動メンテナンス」という機能を実行しておくと、起動時間等が短縮される場合があるので、実行しておきます。

  1. 「Windows」キーを押しながら「X」キーを押し、表示された一覧から「コントロールパネル」をクリックします。
  2. 「表示方法」が「カテゴリ」になっていることを確認し、「システムとセキュリティ」をクリックします。
  3. 「セキュリティとメンテナンス」をクリックします。
  4. 「メンテナンス」欄の「下向きボタン」をクリックします。
  5. 表示された「自動メンテナンス」欄の「メンテナンスの開始」をクリックします。

これで、Windows10のインストールがひと通り完了になります。
後は、個別に使っていたアプリ等をインストールしていけばいいと思います。

はじめは、メニューの場所が以前と違ったり、操作に戸惑うことがあるかもしれませんが、慣れればかなり快適に使うことができるようになると思います。
Windows10の無料アップグレードも7月末までと、期限が迫ってきているので、可能であれば、無料の間にWindows10に移行したほうが、PCの寿命も長くなるのではないでしょうか。


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