2016年4月17日にWindows10の強制自動アップデートが始まるとの噂があります。
実際には、以前から配信されているアップデートで、自動アップデートのスケジューリングが勝手にされてしまい、この指定の日時が4月のこの日近辺に設定されているPCが多いからだと思います。
とはいえ、勝手にWindows10に変えられてはみなさん恐らく困ると思いますので、自動アップデートがスケジューリングされているかの確認とWindows10への自動更新プログラムをアンインストールしておいたほうが良いでしょう。
自動アップデートの手順でお困りの方もおられると思うので、停止手順を記載しておきます。
Windows10への自動アップデートがスケジュールされているかの確認方法(Windows7)
Windows10への自動アップデートプログラムがインストールされている場合、デスクトップのタスクバーに白いWindowsマークが表示されています。
これをクリックして、表示される画面に自動アップグレードに日時が表示されていれば、強制的にその日にアップグレードが実施されるようです。
また、「スタート(Windowsマーク)」⇒「すべてのプログラム」⇒「Windows Update」でも自動アップデートの日時が表示されるようです。
ここに日付が表示されていて、Windows10にはまだしたくないという方は、下記の手順で自動更新プログラムを削除しましょう。
Windows10への自動更新プログラムの無効化方法
- 「スタート(Windowsマーク)」⇒「コントロールパネル」⇒「プログラムと機能」を開きます。
- 「インストールされた更新プログラムを表示」をクリックします。
- ウィンドウの右上にある「プログラムと機能の検索」に「KB3035583」と入力して検索します。
- プログラムが表示されたら、「KB3035583」を選択して、「アンインストール」をクリックします。
再起動のメッセージがでたら、「後で」を選択します。 - 同様に「KB2952664」も検索して、アンインストールします
- windowsを再起動します。
- 起動したら、「スタート(Windowsマーク)」⇒「すべてのプログラム」⇒「Windows Update」を開きます。
- 「更新プログラムの確認」をクリックします。
(更新プログラムの検索に時間がかかるかもしれません) - 「○個の重要なプログラムが利用可能です」というリンクをクリックします。
- 「KB3035583」、「KB2952664」をそれぞれ右クリックして、「更新プログラムの非表示」を選択します
以上で、Windows10への自動更新は無効にすることができます。
もし、Windows10へアップグレードしたくなった時は、Windows Updateの「非表示の更新プログラムの再表示をクリックして、「KB3035583」、「KB2952664」を再表示してあげれば、アップグレード可能です。
※(2016.5.23追記)マイクロソフトから公式で無効化する方法が公開されましたので、無効化の手順は下記リンクをご覧ください。
Windows10への無償自動アップグレードのキャンセル及び無効化の方法をついにMicrosoftが公開しました。
Windows10への対応をしていない、ソフトやハードを使っているPCは勝手にアップデートされたら、間違いなく困るはずです。
Widndows10がいくら無料でアップデートできたととしても、全員がWindows10にできる環境ではないと思うのですが・・・。
もちろん、Windows10が悪いOSというわけではなく、使い慣れると良いものだと私は思っています。
でも、周辺の環境が対応していないといけないですしね。
ちなみに、会社等でActive Directoryでドメイン管理しているPCに関しては、この自動更新の対象外のようですので、ご安心ください。
企業で、アップデートされたら大騒ぎですもんね?
しかし、ドメインを抜けると一気にアップグレード対象PCの仲間入りしますので注意しましょう。
みなさんも、混乱する前に一度設定を確認することをおすすめいたします。