「moto z」や「Zenfone3」SIMフリースマホがどんどん高機能で低価格化していますが、ガラケー時代からキャリアメールを使っている方にとっては、ドコモのメールアドレスが使えなくなるのは、ちょっと辛いですよね。
でも、実はドコモからSIMフリーのスマホでもドコモメールが受信できるAndroidアプリ「CommuniCase」が密かに公開されているのをご存知でしょうか。
この「CommuniCase」は、ドコモメールの送受信ができるのはもちろんですが、GmailやWindowsメールなども登録することができるマルチアカウント型のメールアプリです。
そして、嬉しいことにキャリアメールの最大の利点であるプッシュ通知にも対応しているので、メールがすぐに受信されるので、ガラケー時代からの使い勝手を損なうことなく、SIMフリースマホを使うことができます。
今回は、そんな「CommuniCase」を利用したSIMフリースマホの利用例をご紹介いたします。
なぜSIMフリースマホなの?
ドコモなどのキャリアスマホを利用する上で一番のネックは、データの通信料が高すぎる点ではないでしょうか?
ドコモの場合、一人で月2GBのデータ通信契約ですら、月3,500円かかります。
しかし、音声通話だけなら安いもので月1,700円で利用できますよね。
でも、そのために高いデータ通信量を払うのは、ちょっといただけません。
現在のスマホの利用で月2GB以下にすることすら難しいですよね。
そこで、思いつくのが格安SIMが利用できるSIMフリースマホです。
SIMフリースマホの場合は、データ通信量の3GBで1,000円くらいで使えるので、料金的にも容量的にも問題はなさそうです。
でも、音声通話もとなると、MNPの手続きがあったり、品質的に少し不安があったりすると思います。
音声通話はキャリアのほうが安心だし、料金もかなり安く設定されているので、電話としてはキャリアを使いたいと思いませんか?
電話としてはドコモが良くて、データ通信は格安SIMを使いたい。そんなわがままなスマホはドコモでは、当然ですが販売していません。
でも、SIMフリースマホならできるんです。
だから、SIMフリースマホが今、おすすめなんです。
どうすれば実現できる?
SIMフリースマホには、いろいろなメーカーの機種が出ていますから、自分の好みあったスマホを選ぶことができます。
でも、電話はドコモ、データ通信は格安SIMという運用をしたいなら「デュアルSIM」対応のスマホを選択することをおすすめします。
デュアルSIMでなくても、電話とデータ通信を分ける運用をすることもできますが、デュアルSIMであれば、簡単にできるのでおすすめです。
やり方としては、デュアルSIMスマホに、ドコモののSIMと格安SIMを挿入して、ドコモSIMは電話のみの使用、格安SIMはデータ通信の使用と設定してあげるだけです。
機種によって設定方法は多少違いますが、特に難しいことはなく、設定画面を操作するだけで設定可能になっています。
キャリアメールも使いたい
デュアルSIMのSIMフリースマホでドコモと格安SIMを電話とデータ通信にわけられるのはお分かりいただけたと思いますが、MNPの必要もないこの方法で、キャリアメールもそのまま使えたら、さらに便利ですよね。
そこで登場するのが「CommuniCase」です。
実は、Gmailアプリでもドコモメールを送受信することは可能です。でも残念ながらキャリアメールの一番の利点であるプッシュ通知に対応していないんです。
Gmailの場合は、受信の問い合わせの頻度を設定することで一定時間ごとにメールを確認にいく仕様になっているので、多少のタイムラグが生じます。
一方、「CommuniCase」はプッシュ通知に対応していますので、それだけでもこのアプリを利用する価値はあるのではないでしょうか。
また、この「CommuniCase」は、ドコモ純正のアプリですので、他のメールアプリによくある広告表示などの余計なものも一切なのも嬉しいところです。
デュアルSIMのSIMフリースマホで、この「CommuniCase」を使えば、電話番号もそのままでデータ通信の料金を安くおさえて、キャルアメールもそのまま使える、今までと変わりない操作環境で、料金を安く抑える運用が可能になります。
実際どのくらい安くなる?
ドコモの場合、
音声契約:2,700円(カケホーダイ)
データ通信契約:5,000円(データMパック【月5GB】)
SPモード:300円
で、月8,000円くらいだと思います。
それがデュアルSIMスマホの運用ですと
音声契約:2,700円(カケホーダイ)
データ通信契約:1,700円(mineo Dプラン シングルタイプSMS付【月5GB】)
SPモード:300円
で、4,700円で運用可能なので、月3,300円もお得になる計算になります。
これが、2年運用したとすると、3,300円×24ヶ月=79,200円も得することになります。
スホホ本体の値段も
ドコモの最新端末Xperia XZ SO-01Jが、月々サポートの適用で、負担額32,400円位なのに対し、
ディアルSIMスマホの最新機種Zenfone3で42,780円くらいなので、月々サポートがあるからスマホがすごく安く買えるわけではないですよね?
本体代の1万円の差額より2年運用の差額8万円の差額の方が大きいと思いませんか。
デュアルSIMフリースマホはどんな機種がある?
デュアルSIMフリースマホもたくさんの機種が発売されていますので、主要な機種をご紹介しますのでご参考にしてみてください。
moto z
Amazon
moto z2 play
楽天市場
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zenfone3
楽天市場
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zenfone3 deluxe
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AXON 7
Amazon
SIMフリースマホでは、キャリアメールが使えなかったりといった、不便があってというのは昔の話で、今は、キャリアメールもしっかり使えるようになっていますので、「CommuniCase」を使って、SIMフリースマホの世界に踏み出してみてはいかがでしょうか。
アプリダウンロードリンク(Google Play):「CommuniCase」